11/2   ネット75の熊谷が2勝目  
 
  藤井と康充がベスト4進出!        
  マンギラオで行われた11月最初の週例会に16名が参加した。いつものことながら、この日罰金を免れたのは僅かに2人。満額は2人でそのうちの1人、4週連続BMを狙った金森は惜しくもBB。しかしこれで9月の優勝直後から5週連続BB/BMとなった。7位は罰金$5の野口、3位は罰金$3の関根。そしてギリギリ罰金を免れたネット77の青木がもしかして優勝?と本人も期待したが2位。ネット75で優勝したのは熊谷。2016・2017年と年間1勝。昨年は未勝利だったが、今年はこれで2勝目。この4年間の4勝全てがマンギラオです。       2番人気の椛沢がハンデ28を武器に藤井と対戦。難所の10番から3連続パーと最高のスタートを切った藤井だが、ドライバーを封印した椛沢はスプーンが絶好調。ハンデを生かして藤井にリードを与えず、最後まで相手を苦しめるかと思われた。ところが問題はパター。3パット・4パットを連発しリズムを崩し前半で3ダウン。後半に入ると頼みのスプーンも当たらなくなり、2番のボギーで一つ返すのがやっと。結局3パット4回、4パット2回の×6個で、4&3と予想外の差で藤井が勝利し2年ぶりのベスト4へ。1番人気の権藤はハンデ14を武器に康充と対戦。厩舎を変更し日本から帰ってきたばかりの権藤は前半ボギーが一つしか取れず64の大叩き。前半だけで4ダウンとワンサイドゲームになるかと思われた。     しかし1番で初めてパーを奪うと2番も連続パー。その後はボギーとダボで粘りを見せると、勝ちを焦った康充が7番でトリ、8番では9を叩きついに1ダウンに迫って最終ホールを迎えた。最後もハンデがあるため、同スコアならカウントバックで逆転勝利となる権藤。康充がパーオンに失敗すると、自分は冷静に3打目をバンカー手前に刻み、4オン2パットのボギーで見事勝利! のはずだったが、4打目はチョロって目の前のバンカーへ。結局ボギー・ダボで追いつけず、康充が1アップで何とか逃げ切り初のベスト4へ駒を進めた。この結果準決勝は初出場の小笹対藤井、そして黒岩対康充となった。  
11/9   グロス79のフーが3年ぶり2度目の勝目  
 
  藤井が小笹を下し決勝進出!      
  タロフォフォで行われた11月9日の週例会。10年ぶりにゲスト参加の勝吉旧会員を含め17名が集まった。その勝吉旧会員はグロス100。10年前も同じタロフォフォで3打スコアを縮めたが、惜しくも90台を逃した。この日の罰金は僅かに3名でしかも全員$1という好成績。入賞した3人は皆グロス70台。3位はインを36で廻った藤井がグロス76、ネット73で3位。2位は返り咲きシングルを目指す長谷川が2週連続の70台、グロス79、ネット71で2位。優勝したのはフー。自己ベストに並ぶグロス79、ネット67。ぶっちぎりで3年ぶり、2度目の優勝を手にしました。       初出場でベスト4に勝ち上がった小笹対藤井の準決勝。藤井の完全アウェイの中、注目の一戦が行われた。ここまで飄々と勝ち上がってきた小笹だが、この日はスタート前から過度の応援が逆にプレッシャーとなり明らかに緊張した様子。6番を終わって早くも4ダウンと藤井に大きくリードを許す。しかしダブルハンデの7番・8番をボギー・パーとし2アップ。前半を2ダウンにまで戻して折り返した。12番で3ダウンとなったが続くダブルハンデの13番で取り返し再び2ダウン。必死に粘る小笹は15番では残り130ヤードを見事1.3.メートルのバーディーチャンスに付けた。これでついに1ダウン。17番がダブルハンデのため、俄然おもしろい勝負になったと思った瞬間、続く藤井の120ヤードのショットはなんとベタピンでOKバーディ。     小笹は1.3メートルを決めきれず、2ダウンのまま16番ショートがアップドーミーとなった。藤井のティーショットはニアピンを取った青木よりも近いカラーで楽々パー。小笹はグリーン左手前に外すが難なく2オン、のはずがボールがカラーとグリーンの境に落ちるアンラッキーで大きくピンをオーバーし長いパットを残した。下りのファーストパットは再び1.3メートルオーバー。今度こそ決めてダブルハンデの待つ17番へ行きたい小笹だが、やはりこれを決めることができず試合終了。3&2で藤井が勝利し、11年ぶりの決勝へ進んだ。  
11/16   グロス81の野口がベスグロ優勝で2勝目  
 
  記録メモ      
  秋祭りの日に行われた週例会に11名が参加した。この日の会場は5ヶ月ぶりとなるレオパレス。予想通り、2位の慎太郎以下10人全員が罰金となる中、1人だけ予想を裏切りネット70で優勝したのは野口。前半は慎太郎と同じ42で折り返すと、後半プルメリアの2番から3連続ボギーで崩れるかと思われたが、5番のバーディーで流れを引き戻し、6番から3連続パー。最終ホールはボギーとしたものの後半はレオパレス初のハーフ39。コース自己ベストを3打更新するグロス81はこの日のベスグロで、2位に8打差をつけるぶっちぎりで今期2勝目を挙げました。       ぶっちぎり優勝の最大打数は吉田と雄次が記録した13打。歴代上位の記録を見るといずれもお化けネットによるものであるが、今回のように70台のネットで8打差がついたのは初めて。

コース別自己ベストでは野口はまだレオパレスでは70台がなく、青木はマンギラオでの70台がない。
完全制覇を先に果たすのはどっちだ?!
       
11/23   徹会長ががネット70で4勝目  
 
  コマッタチャンの鬼 長谷川破れる        
  スターツで行われた11月23日の週例会は前週と同じ僅か11人でのこじんまりとした例会となった。この日の満額は僅かに2人。そのうちの1人関根はパーが一つもない悲しいラウンドだったが、上がり2ホールでニアピン・ドラコンを獲得し、さらに椛沢のアシストを受けてBBまで受賞するしぶとさを見せた。3位は50・50=100と安定したスコアの吉田。関根と同じ、この日2人しかいなかったパーのない人のもう一方であったが、ネットは74で3位。2位は関根が遊んでくれるようになってから絶好調が続く藤井でグロス76・ネット73で2位。優勝したのは関根の天敵徹。同じ組で関根を苦しめながら、自身は41・41=82と安定したスコアでネット70。今期4勝目を飾りました。       今大会より格段に注目度が増したコマッタチャントーナメント。その大本命と言えるのが3大会連続を含む6回の3位、勝率76%を誇る長谷川。今大会でもここまで既に3勝を挙げ、このままファイナル(3位決定戦)進出かと思われた。しかしこの日はヨシリューと対戦し、前半44を叩いて3ダウン。後半も相手に粘られ3&2で敗退となった。勝ったヨシリューは権藤VS徹の勝者とファイナル進出をかけて戦うこととなった。        
11/30   伊藤が同ネット3人の争いを制し優勝       今週も罰金かと思われたがグロス91で3位。2位はグロス89の服部。OUTは関根と同じ43だったが、INは関根より2打少ない46で2位。優勝したのはグロス86の伊藤。OUTは2人よりも1打多い44。しかし14番・15番で連続チップインバーディーを決めてINは42。服部に3打差をつけ、4ヶ月ぶりの今期2勝目を挙げた。ところでその伊藤はこの日坂根・橋本・藤井という好き者が集まった組。この組では最近密かにブームとなっているスキンゲームが行われた。そのホールで一番スコアの良かった者がポイントを稼ぐゲームだが、実は本当に面白いのは「芋」と呼ばれる者。3人が同じスコアで1人だけ悪いスコアだとマイナスポイントとなる。ポイント的には大したことはないのだが、めったに出ない「芋」になる屈辱はポイント以上のものである。この日も前半は芋はなし。11番で初めて橋本が芋となり、そのまま迎えた15番。まず橋本が1.5メートルのバーディーチャンスに付けると、伊藤は右のカラー、坂根は右のラフに外した。     クリークのすぐ手前までドライバーで運んだ藤井はあわやイーグルと思われるアプローチでOKバーディ。この時点で橋本がバーディーパットを入れないと、藤井がスキンと取るはずだった。ところが、右のカラーからパターで寄せた伊藤のボールがカップイン。14番に続く連続チップインバーディー。そして橋本もバーディーパットを決めて何と3人がバーディー。難しい右手前のラフから上手く寄せてパーを拾った坂根がまさかの「芋」となった。恐らくこれは九十九会芋史上に残る奇跡的な芋パーである。そしてドラマはこれで終わらない。続く16番ショート。伊藤・藤井・橋本が皆ワンオンし、相当なプレッシャーの中で坂根は1人ワンオンできず。3人が楽々2パットのパーで終わる中、寄らず入らずの坂根は連続「芋」となって最終組は沸きに沸いたのであった。  
  タロフォフォで行われた11月の月例会に17名が参加し、3日前の11月27日にご逝去された中嶋元会長に黙祷を捧げスタートした。優勝争いとは全く関係ない話だが、金渕・椛沢という社内コンペ組で廻った貴之。6番ホールまではパーが4個と元シングルの腕前を披露したが、7番ホールからは11ホール連続パーなしという苦行が続きたどり着いた最終ホール。残り100ヤードの3打目をピンそばにぴたりとつけてバーディーフィニッシュと思いきや、ボールはそのままカップインし今年2人目、自身2度目のイーグルを奪い7位となった。優勝争いはネット71の3人の争い。前週天敵の徹と廻って見事BBとなった関根はこの日も再び徹と同じ組に。  →下に続く